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転職マニュアル

キャリアギャップ

  「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という言葉がありますが、キャリアプランにおいても同じです。

  この場合の『敵』とは転職市場、または採用する側の企業と読み替えて考えましょう。また『己』とは自分自身が業務で発揮される能力や、持っている潜在能力となります。

  自分自身については、判っているつもりでも、客観的に見るとなると難しいものです。自分自身の価値とは何でしょうか?まず、知らなければならないのは、価値とは絶対的なものではなく、あくまでも相対的に決まってしまう、ということです。

  『相対的に』とは、企業の求める人材像や、求める人材の希少価値と、自分自身の能力との比較で決まってきます。実はこれをよく認識していない、またはよく分からないとキャリアプランがうまく描けず、キャリアギャップとなり、また転職も難しくなってしまいます。このキャリアギャップを作らないキャリアプランが重要です。

  例えば、28歳の組み込み系ソフトエンジニアの場合は、マネージメント能力をそれほど求められません。リーダ経験がなくとも大きな支障にはなりません。しかし、33歳でプロジェクトマネージャ、またはリーダ経験がないと市場の評価は厳しくなります。自分はその機会を与えられなかっただけで能力がある、と言っても、それを企業は受け入れてくれないのが現実です。なぜなら、他にそのような経験をしている人材がいるので、あえてリスクを犯して採用しない、ということです。

  上記は年令と共に求める経験が変わる、という例ですが、これ以外にも、その企業にとっては重要な仕事でも、他の企業ではほとんど求められない、という仕事もあります。キャリアプランは外の世界をよく知って、自分の価値は相対的に決まるものと認識し、そして自己責任で作っていきましょう。

キャリアプラン編

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