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グラスシーリング
見えないガラスの天井(グラスシーリング)とは、「ある条件のために突破できない、目に見えないバリアー」のことです。
アメリカでは、主に女性に対する社会的な壁、例えば上級職への昇進の壁などをこのように呼んでいますが、ここではもっと広い範囲で捉えてみたいと思います。
IT業界の中でも、目に見えないガラスの天井が存在します。それは企業の立場によるガラスの天井と、個人の立場によるガラスの天井があります。
企業の立場によるガラスの天井とは、例えば、常に三次請け的な業務の受託を行っている会社では、上流工程や顧客との折衝ができないこと、または極めて機会は少ないということが壁として大きく存在します。
これはその企業に属していることによるガラスの天井(グラスシーリング)であり、個人の資質には関係ありません。
また、個人の立場によるガラスの天井(グラスシーリング)とは、正社員に対し派遣社員という立場によって存在します。
例えば、ある有力企業で派遣社員として働きながらも、その会社からは高い評価を受け、社員と同じように仕事をしています。しかし、非常に重要な判断になると、その方には判断・決定権はなく関与させて頂けません。これも最終的には個人の能力ではなく、派遣という雇用形態によるガラスの天井といえるでしょう。
最近、流通業界では、このような壁がなくなり、パートで勤務していた方が店長になるなど話題になることがあります。しかし、このような見えないガラスの天井が完全に無くなることは当面考えられません。
大事なことは、このような事もしっかりと認識・理解して、自分のキャリアプランを立てることでしょう。
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